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Raspberry Piのデスクトップをリモート操作する方法(TightVNC編)

公開日:2015/03/18

今まで外出先から社内のRaspberry Piに接続する場合、Tera Termで接続してたけどGUIに用事があって困った。
Windows-Linux間でデスクトップをリモートできるフリーツールTightVNCを見つけたので試してみた。

Raspberry Pi側の作業

apt-getコマンドでtightvncserverをインストール。

sudo apt-get install tightvncserver

起動方法。

tightvncserver

初回起動時にパスワードを設定する。
9文字以上入力すると「password truncated to the length of 8.」の警告。
パスワードは8文字までらしい。9文字目以降は無効なので注意。
パスワードの設定が終わると見るだけ用パスワードを設定するか聞かれるので「n」。
パラメータなしで起動した場合、リモート番号は1から順に振られる。
5900にリモート番号を足した数字がポート番号になる。
リモート番号を指定して起動することもできる。

リモート番号を指定して起動する場合。この場合のポート番号は5902。

tightvncserver :2

リモート番号を0で指定することも可能。この場合のポート番号は5900。

tightvncserver :0

プロセスを終了する場合はリモート番号で指定する。

tightvncserver -kill :2

他にも解像度を指定して起動したりできるけど省略。

Windows側の作業

TightVNC公式ページからmsiファイルをダウンロード。
32-bit版、64-bit版がそれぞれ用意されている。

クライアントだけ必要なのでカスタムセットアップを選択。

サーバを対象外にして次へ。

ファイルの関連付けとファイアウォールの例外への追加。

接続方法

「接続先::ポート番号(5900+リモート番号)」を入力してConnectボタン。

ポート番号を省略した場合はリモート番号0に接続する。

ポートフォワーディングの設定

外出先からリモートする場合はポートフォワーディングの設定が必要。

DNSを設定しているのでドメイン名で接続してみる。

接続できた(∩´∀`)∩

お疲れ様でした(:3_ヽ)_

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