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Raspberry PiのWi-Fi接続とネットワークの設定

公開日:2015/02/21

本日2つ目のメモ。
Raspberry Piを無線化して固定IPにした手順をメモする。

USB無線子機

RaspbianにはWi-Fi接続ツールが入っているけどRaspberry Pi本体にはWi-Fi機能はついてない。
ビックカメラでBuffalo製のUSB無線子機、WLI-UC-GNMを購入。
950円だった( ゚д゚)安い

こんな感じ。スッキリ。

netdevグループに参加

RaspbianのWi-Fi接続ツール。[Menu]>[Preferences]>[WiFi Configuration]。

がしかし、自作ユーザの場合はデフォルトではWi-Fiネットワークアダプタが表示されない。

usermodコマンドでnetdevグループに参加させる必要があった。

sudo usermod -a -G netdev test

piユーザをそのまま使う場合は最初からnetdevグループに所属しているため、この作業は必要ない。
usermodコマンドの注意点。
Gオプションの後ろに参加させたいグループを空白なしのカンマ区切りで列挙する。
aオプションなしの場合、列挙したグループにだけ参加した状態になる。
既に参加している列挙しなかったグループからは抜けてしまう。
aオプションをつけることで既に参加しているグループに加えて列挙したグループにも参加させられる。
usermod(8) modify user accountに書いてあった。
Gオプションとは別のgオプションもあるので注意。
usermodコマンド実行前後にidコマンドまたはgroupsコマンドで参加状況を確認するといい。

Wi-Fi接続の設定

netdevグループ参加後はアダプタwlan0が表示された。Scanボタンでアクセスポイントを検索。

接続したいアクセスポイントをダブルクリック。ここだけマウスが必要だった_(:3 」∠)_

アクセスキーを入力してAddボタン。

IPアドレスが取得できることを確認。

固定IPの設定

nanoで/etc/network/interfacesファイルを開く。(su権限が必要なのでsudoをつける)

sudo nano /etc/network/interfaces

編集前。

auto lo
iface lo inet loopback
iface eth0 dhcp

allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual
wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
iface default inet dhcp

編集後。defaultのdhcpをstaticにして、固定IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイのIPアドレスを書く。

auto lo
iface lo inet loopback
iface eth0 dhcp

allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual
wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
iface default inet static
address 192.168.0.107
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.0.1

rebootコマンドで再起動すれば固定IPで接続できる。

sudo reboot

wlan0のmanualをstaticにして同じように書いたらうまくいかなかった。
XウィンドウのWi-Fiツール使ってるからかな。
試してないけど有線の固定IPの場合はeth0のdhcpをstaticにして同じように書くぽい。

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